◆はじめに

突然ですが、今あなたの働き方は“社畜”だと思いますか?
私自身は社会人1年目から3年目まで、朝まで残業するなど多忙な時期を過ごしましたが、それは成長意欲からではなく社畜という沼にはまっていた気がします。
今の働き方が社畜ではなくても 、もしかしたら 部署移動や新規プロジェクトの立ち上げ、転職や社長の交代などの転機で社畜への第一歩を踏み出してしまう かもしれません。
気づいたらあなたも、知らず知らずに その1人になっているかも、、、?
今回のテーマは『エンジニア必見!社畜にならないための対策3選』です。
このブログを最後までお読みいただければ、そんな社畜にならないためのメンタルと状況を作り出せるはずです。

◆社畜になりやすい人の4つの特徴
「残業代が支払われない、または残業を強要される・・・」
「社長や上司が残っているから帰れない・・・」
といった時にあなたならどのような行動を起こしますか?
気持では「残業なんてしたくない!」「早く帰りたい!」と思いながら、しぶしぶその現実を受け入れてしまう人も少なくないと思います。
会社の中では人間関係や評価など様々な外的要因により、自分の意思が反映されず消極的になった結果、社畜になってしまうこともあります。
一方で、働く人の考え方によって社畜の道に進んでしまう内的要因もあります。
外的要因は所属する会社や人間関係それぞれにあるため、ここでは内的要因を軸に話を進めていきたいと思います。
これから読んで頂く内容に一つでも当てはまる方は、社畜になりやすい特徴を持っています。
少しでも当てはまる方は、こちらの章を読んだ後に対策までご覧ください。
① 期限を決めていない人
仕事をやる中で何時までに終わらせようとか、いつまでに目標を達成するなど期限を決めて仕事をしていますか?
仕事を早くやっても、さらに仕事が降ってくるだけ。。
正直会社から決められた目標はあるけど自分の目標はないなど期限を決めない様々な理由があると思います。
私もなんだかんだダラダラと仕事をやって、遅くまで残っていたのでそういう人の気持ちはわかります。
ただそのような姿勢でいると、上司などからも遅くまで仕事をやってくれる人だと判断され長時間労働を強いられる原因にもなります。
そのため普段から期限を決める意識を持つことが大切です。
② 自分だけで仕事や責任を背負ってしまう人仕事をやる中で何時までに終わらせようとか、いつまでに目標を達成するなど期限を決めて仕事をしていますか?
こちらは仕事ができる人に多いのですが、人に仕事を任せられないという気持ちはありませんか?
人に任せると非効率だとかミスを恐れて人に任せられない!そんな気持ちが強く本来は複数人でやるべきものを一人で背負ってしまい社畜と化す方は多くいます。
自分一人でできる仕事は限られています。確かに任せることで管理するという仕事は増えますが、教育は将来の自分の負担を軽くすることにもつながります。
将来の仕事を考えて、少し任せてみてはいかがでしょうか。
③ 他人からの評価を気にしすぎる人
もちろん会社内での評価は大切で、評価を下げたくないと思うのが普通だと思います。
しかし評価を第一に気にするあまり、いつも上司の顔色を窺い、また待遇や労働時間について何も言えずにいると社畜となってしまいます。
誰でも社長や上司に進言するのは勇気がいるものです。
人からの評価も大切ですが、自分自身での評価ももっと大切にすると良いかもしれません。
④ 最終的には転職すればいいという考えがない人
転職についてオープンになってきたとはいえ、自分事となると深刻に考えてしまうのは気持ちとして分かります。
しかし、ここでしか働けないというのはどんなに辛い仕事だとしてもそのまま社畜として働くしかなくなってしまいます。
今の会社で耐えしのぐことにパワーを使うのであれば、転職してポジティブなことにパワーを使ってはいかがでしょうか。
最後の砦として、「転職」が頭の片隅にあるかないかは大切です。
いかがでしょうか?
気づかずにやってしまっていることや、考えてしまっていることってありますよね。
一つでも当てはまった方は、ぜひ次章の対策3選までご覧ください。

◆社畜にならないための対策3選
⒈会社のためでなく自分のために働く
まず一つ目は何のために働いているのかを考える必要があります。
会社には会社の目標があり、それを達成するためのノルマやタスクが割り振られます。
何も考えずに働いていると、自分はそのノルマやタスクを達成する目的ために、会社で働いていると錯覚してしまうことがあります。
本当にそうなのでしょうか?
本当の目的は何なのか立ち止まって考えてみてください。
「家族を幸せにするため」
「やってみたい仕事があるため力をつけたい」
など、本当の目的があり、そのための仕事や選んだ会社のはずです。
今の会社や待遇、人間関係の中で働くことは目的地に進んでいるのかを客観的に考えてみてください。
目的とやっていることがリンクしておらずただ一生懸命働いていると社畜となってしまいます。
逆に目的のために一生懸命働くと、とても充実した毎日が過ごせるかと思います。
やっている事や時間は同じでも、自分の目的地によってそれは夢にも社畜にもなるのです。
⒉会社外の人と付き合う
二つ目は会社外の人と付き合い、考え方や価値観の幅を広げることです。
それを聞いて時間がない、面倒くさい、社会人になって友達ってと思う人もいるかもしれません。
私も3年目までそう思っており、会社と家の往復で交友関係を広めようと思っていませんでした。
私は当時働いていた会社に居続けるイメージはなかったものの、期限を決めずに漠然と働いていました。
そんな時に、会社外の方から何のために働いているかと聞かれてハッとしたのです。
その時はありきたりなことを話しましたが、実際のところは「考えたことがなかった」というのが本音でした。
人は同じ環境にずっといると、そこでの基準が自分にとっての普通となってしまいます。
新しい出会いは自分を客観的に見る、見てもらう機会になり、前述した自分の本当の目的に立ち返るチャンスにつながるのです。
また普段しないような会話やきっかけが生まれ、考え方や価値観の幅が膨らみ、それが浸透することで行動にも変化があるはずです。
もし可能であれば、付き合う人も自分が少し背伸びするような人や自分の理想を歩んでいる人であると、どうしたいのか、どう歩めばそうなれるのかがより見えてくるかと思います。
ぜひ交友関係を広めるために少し時間を割いてみてください。
⒊人生のロードマップを描く
最後に決めた目的地までのロードマップを描いてみましょう。
私も実感していますが意思というのは弱いものです。
しっかりと先の目的とそこまでの道のりのための達成目標、そして行動目標をロードマップという形で可視化することで、達成目標が明確になり行動がブレにくくなります。
また、そのロードマップを他の人に共有し発信することで、より強い意志に変わるはずです。
◆おわりに
FunTechでは自分変革を掲げ、未来を切り開いていく方を応援しています。
社畜になるか夢追い人になるかは、過去ではなく今からの行動が大切です。
FunTechでは技術的な講義だけでなく、メンタル相談やロードマップ作成などサポートが充実しております。
皆様と、共に学び目的を達成する人生を歩み始めることを楽しみにしております。